暁美さん

暁美さん~!この度は夢本にとってもうれしいメッセージをありがとうございます:D
JENGAの女の子はロケット団の指導者に狂信的な両親を持ち、自由意志を持つことを許されず十数年の人生を送ってきたかわいそうな子なのです。アポロに従えば路頭に迷うこともなく、また彼の背を追うことこそが自分の生きる理由であると信じて疑いませんでした。だからこそ本質を捉えて事実を追求しようとしてきたワタルに恐怖心を抱きます。女の子の根幹を成す核心を揺らがせるワタルが恐ろしかったのです。暁美さんのおっしゃっているように精神的支柱を崩壊させられ、ワタルの選択がじわじわと女の子の心を浸食して苦しませることとなってしまいました。自分を正義であると信じてやまないワタルは容赦なく女の子のことを追いつめていきますが、悪を淘汰するという信念のもと行動に移しているので、むしろ女の子のことを救いあげたものだと思っているのです。実際、世間的に見れば女の子は正しい道を辿れるよう手を差し伸べてもらえたと考えられますが、それでも女の子にとっては理解のできない戦慄に襲われていることでしょう。積み上げてきた偽りの人生の意味をワタルが突き崩し、生きる理由すらも強奪してしまう。誰かの犠牲のもと成り立ってまう正義……女の子にとってははた迷惑な話ですね。自死を防いだことで女の子は新たな人生を歩むこととなりますが、それが彼女にとってほんとうに倖せなことなのかはワタルの言動次第ですね。その先はみなさんのお好きなように想像していただければなあと思います。
わたしにはもったいないうれしいお言葉の数々、そしてブーストまでしていただいて、感謝してもしきれません。もとより趣味で運営しているサイトではありますが、暁美さんからのご感想で創作意欲がもりもりに湧いてきました!筆舌に尽くしがたい気持ちでいっぱいです。
メッセージありがとうございました◎