SSS

あの男が恐ろしかった。感情の読めぬ青い瞳───或いは、その「感情」すら所持していないのかもしれない───は、ただただひたすらに冷たく、澆薄であることを感ぜさせる。なまえは部屋の片隅で膝を抱え込み、震えていた。扉には幾十にも南京錠をかけ、易々...

「久しぶりだな、なまえ。……え？　なんでまたなまえの前に現れたって？　ハハ、そんなこと気にすんなよ。それはそれ、これはこれって話よ。さて、なにから話そうか。……そうだなあ、これだけは伝えようと思ってたんだけど、オレ、結構寂しかったんだよな。...

「あああああんなまえちゃんのおはぎおいじいよおおおおん」「きたねっ涙と鼻水飛ばすな！」「善逸は全身で喜びを表現するんだな」「えぐえぐ俺はこのなまえちゃんの汗と皮脂と愛が好きなんだあああ」「……」「善逸、それはさすがに少し気持ち悪いぞ」「気持...

※現パロ　なまえと童磨は快適な室温に保たれた部屋でのんびりと暖を取っていた。「はあ～ぬくい」「あははなまえちゃん溶けてる」「外は寒いからこうして暖をとるのが幸せだあ」「今年雪少ないよね」「ね！　雪かきしなくていいから嬉しいけどね」「えー俺は...

「ガハハハ！　伊之助様のお通りだ～！！！」「わっ、危ない」「んん？　お前はおはぎ女！」「なまえという名前があるのだけど……」「今日はおはぎ持ってないのか」「話聞こう？」「お前のおはぎはウメェから認めてやるぜ」「……」「俺様の嫁にな！！！」「...

なまえは宇髄の嫁に追われ逃げるが捕まり囲まれ何故か化粧をされた！「う、宇髄さん、これは」「おー、良いんじゃねえか？　可愛い可愛い」「すご、元からかわいいなあっては思ってたんだけどそれ以上だね」「わあ～かわいい！」「妹にほし～い！」「……」「...

「煉獄さん、おはぎができましたよ」「む、なまえの作るおはぎは絶品だからな。感謝する！！」「うっ大気が震えてる」「うまい！　うまい！」「今回はこしあんにしてみたんです」「うむ！　舌触りがいいな」「よかったあ」「俺はなまえのことが好きだ！」「！...

「なまえテメェここにいんだろォ！！」「あ、不死」「今は俺と茶をしていたところだ」「るせェ！　なまえはもらってく」「わ、わたしを抜きにしてはなしを進めないでくださいぃ……」「今は俺と茶をしていたところだ」「二度言わずとも聞こえてんだよォ！　神...

「弱者は呼吸をするな」「あ、あい……」「と、言いたいところだが」「……」「お前を見ているとどこか懐かしく感じる」「わたしはそう思いませんけどね……」「なぜだ」「わかりませんよう……」「……まあいい。なまえ、お前だけは俺の前で呼吸することを許...

「いやあああああああ！！！」「うるさいぞ善逸」「だって！！！だってえええええ！！！」「なまえさんがお見舞いに来てくれただけでそんなに大声を出すものじゃないぞ善逸」「くぁwせdrftgyふじこlp」「少し落ち着こうな善逸」「あ、あは……善逸く...