1219/02:36の方

この度は牧野慶についてご反応をくださりありがとうございます~!拙宅における牧野慶はゲームと比較すると改悪と捉われかねない歪みが生じておりますので、すきだと言っていただけてとってもうれしいです!原作は己に課せられた責務に押しつぶされそうになってただただ怯え苦しんでいる彼ではありますが、わたしは長年の重責で困った方面に性格がねじ曲がってしまうこともあるだろうと解釈しているのです。牧野慶は求導師という役職ではなく己という人間そのものを受け止めてくれて、共感を示し理解をしてくれる女の子に惹かれてしまった。彼女ならば自分のことを受け入れてくれるという確信を抱いてしまう。女の子に他意はないですが、盲目的にのめり込む牧野慶には恐怖を抱いてしまいますね。求導師という立場を利用して村民を味方につけているので、女の子は逃げることができない。そもそもこんなに心優しくて素敵な求導師様なのだから、拒絶するだなんてありえないだろう!と非難をされてしまう始末であります。もちろん女の子は幼いころから見ていた牧野慶を尊敬しておりますし、彼の人間性を否定することはないのですが、ときたまに不穏な色が揺らぐ瞳が怖くてたまらないのです。牧野慶は無意識下で女の子のことを追いつめている。絶対に自分のものにすると奮起しているので、あの手この手で外堀を埋めていく……おそろしい……。気がついたときにはすでに遅くて、みんなに祝福されて頭が真っ白になってしまう。状況が理解できずに青ざめた顔で疑問符を浮かべる女の子を、牧野慶はにっこりしながら見つめているのでしょう。彼を止められるものはおそらく存在しません。そしてそれを承知しているからこそおもしろくない宮田司郎もいます。ただでさえ恨みがましい牧野慶に唾棄する思いを抱いているのに、自分の求める存在をことごとくかっさらっていく牧野慶が憎くてたまらないのです。そんな宮田司郎が牧野慶に報復する唯一の手立ては、女の子を誰の目にも触れないところで保護することしかありませんね。どちらにせよ女の子は被害者です。
メッセージありがとうございました◎