※学パロ
「ガロウくんおはよう」
「…………、」
「おいテメェ無視してんじゃねー」
「……あ？ 返そうと思ったらお前が口挟んだんだろうが」
「バ、バッドくん。おはよう」
「おう。おはよ」
「……」
「いてっ！……おい！ 蹴んな！」
「うるせーな」
「ふ、ふたりとも」
「やんのかおい」
「上等だっつの」
「ふ、ふたりともーっ！」
「なまえは引っ込んでろ」
「そんな言い方ねーだろ」
「……ッガロウくん！ バッドくん！ 喧嘩はだめ！！」
「……」
「先に名前呼ばれただけでドヤ顔すんなうぜえ」
「スカしてるけど内心傷ついてます～ってか」
「ああ？」
「……」
「！！！ お、おい？」
「……あ？ なんだよなまえ、泣いてんのか」
「……うう」
「オラ。泣き止め」
「うっ、んん」
「……」
「ほんっと手ェかかるよな、お前」
「う、うう、だって」
「…………」
「……だあーっ！ 泣くなって！」
「う、うん。ごめんね、」
「………………」
「……おー。そっちのが大分マシだ」
「う、ん。……ありがとう、ガロウくん」
「……………………」
「……」
「？……ガロウくん？」
「その誇らしげな顔ヤメロ！！！」
「はっ！ 俺の勝ちだな」
「あ？ そもそも勝負してねーし、勝ったところでテメェの評価が上がるわけじゃねーだろ」
「お前の胸襟傷つけただけで十分だ」
「うるせえな」
「やんのかコラ」
「っふたりともー！！」