「なまえテメェここにいんだろォ！！」
「あ、不死」
「今は俺と茶をしていたところだ」
「るせェ！ なまえはもらってく」
「わ、わたしを抜きにしてはなしを進めないでくださいぃ……」
「今は俺と茶をしていたところだ」
「二度言わずとも聞こえてんだよォ！ 神経逆撫でしやがってェ」
「物事には順序というものがある。不死川は知らないのか」
「あァ！？ 舐め腐ってんじゃねぇぞォ」
「それならば今は俺となまえが共にいることを邪魔しないのが道理だ」
「チッ」
「なまえ、近日中に甘味屋へ行かないか」
「逢引だァ！？ ンなこと許すわけないだろうがァ！！」
「なまえは不死川専用の人間ではないだろう」
「誰がなんと言おうとなまえは俺のモンだァ！！」
「そもそもものとは道具のことを指す。不死川は知らないのか」
「……上等だ、刀を抜けェ！ 叩きのめす！！」
わたしの人権はどこにあるのでしょう。